• テキストサイズ

【ブルーロック】蜂蜜のファーストラブ

第26章 いけないこと ✢





「久々のラブラブ登校!おんなじ家に住んでるって、自慢しちゃおー♪」


「だ、ダメだよ!付き合ってることにはなってるけど、さすがにね。」




あれ……“付き合ってること”?


私達って本当にまだ、付き合ってないんだ。




「ちぇー。夢ちゃんチャリンコ転がしてるから
手も繋げないしー。」




こんなに一緒の時間を過ごして……


こんなに深く愛し合って……




まだ、付き合ってないんだ。




「昼休みに生徒会室で会うのも9月末までだなんてさー。つまんなーい。」


蜂楽は頭の後ろに手を組んだ。




「家でいつも一緒じゃん。」


「学校でイチャつくのがいいんじゃーん。」




今月末で、私は生徒会を引退する。


やる気満々の蝶野くんが、きっと会長選挙で当選するだろうから。


引き継ぎが終われば……生徒会室には行けなくなる。




「ふたりだけの場所、また探そ?」


「だね♪」


/ 514ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp