• テキストサイズ

【ブルーロック】蜂蜜のファーストラブ

第25章 渋みのミルクティー ✢





「あれ。」



自宅前に着くと、珍しく母の車が車庫に停まっていた。




もしかして、家で仮眠を取っているかもしれない。


睡眠時間も家族時間も削る、過酷な職業。


いつも頑張ってるから、起こさないように。




音を立てないようにそーっと鍵を解錠して、


そーっと玄関ドアを開けた。





……見慣れない靴。

男の人の、だ。



お父さんの、かな……?

もしかして、一緒に帰ってる?



ケーキ、作れるかな?

ハンドミキサー使うし、うるさいって言われたらどうしよう。





何気ない思考の中。


玄関に入りリビングへ近付くにつれ


耳から入ってくる聴覚情報が、鮮明になっていく。





「……あっ」





お母さんの、声。





「……ほら。ココ、本当に弱いよな。」





知らない男の人の、声。





「やあっ……いじわる、ねっ」


「俺のそこが……イイくせにっ」





セックスしてる、声。


/ 514ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp