第18章 ムカツク【蜂楽視点】 ✢
逃げないようにすぐ壁ドンで囲む。
バンッと鳴った壁にビビった夢ちゃんは、キュッと両目を瞑った。
「アイツにキスされて、なんで気持ち良さそうにしてたの?」
「……っ、ちが……」
胸を乱暴に揉みながら、耳に舌を這わして喋る。
「こうやって俺にエロいコトされんの、期待してたんだよね?そーゆートコもムカツクんだよ。」
「やぁっ……あ、やめてぇ……」
「学校じゃマジメぶってるんじゃなかったっけ?このビッチ会長。」
一瞬で真っ赤になる耳に舌を挿し込むと、笑っちゃいそうなくらい息が上がる夢ちゃん。
「……あっ、はぁ……はぁあ……」
今にも涙が零れそうなうるうるした眼で、物欲しそうに俺を見上げる。
瞼と唇を薄く開けて、舌先をちょろっと出して
キスを求めてる。
卑猥に誘うこの表情だけで、アソコはもうギンギン。
でも、今日は……
思い通りになんか、してやんない───。
「キスなんかしないよ?お仕置きだから。」
んべっと舌を出して挑発してやる。
「俺の前で……オナニーしてごらんよ?」
軽い夢ちゃんを子供みたいに抱っこして、近くの机の上に座らせる。
座らせたら制服のスカートが乱れて、キレイな白い太ももがいつもよりたくさん見えた。