• テキストサイズ

【ブルーロック】蜂蜜のファーストラブ

第3章 ともだちデート





「GW中、部活オフの日があるんだよね。夢ちゃんと遊びたぁい。」




“ニセ恋人”とか、友達とか…

この関係はどうでも良かった。



そう言われて素直に嬉しかった。

“ただの蜂楽”で、私は最高に嬉しい。



中学にあがってからは、友達と遊びに行ったことなんて皆無だったから。





「それって……デート、なの?」


本当は嬉しいくせに、照れ隠しで聞いてしまう。




「夢ちゃんがデートって思ってくれるなら、俺もそのつもりで来るけど♪」


「なにそれ、言い方ズルいよ…。」


「今回は友達でいよっか?ご都合いかがですか、お姫様?」


「いつだって空いてますわよ。“ニセ彼氏”する必要もないもんね。」


「いえーい!きまりー♪どこ行く?」




連絡先も未だに知らなかった。

遊びに行くならそろそろ知りたいな、と考えていたら…



「コード読み取って♪俺の連絡先!」



いつも先を越されてしまう。

蜂楽にだったら、もっと自分から行動を起こしたいと思うのに。





蜂楽の連絡先を手に入れてからずっとずっとドキドキしていて……


友達とこんな風になるのって、何年ぶりだろ?

いや、中学のアレはナシとして……初めてだ。



オンライン授業が始まっても、こんな風に昂っていて集中できない。


/ 514ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp