• テキストサイズ

【ブルーロック】蜂蜜のファーストラブ

第14章 ニセモノのやり方 ✢R18





「お互いに愛し合えば、恥ずかしいコトなんてひとつもないよ?」



「……愛、って……」



クリッとした可愛い眼を見開いて、真顔で言う蜂楽。

また小っ恥ずかしいことを言う。




「モチロン、恥じらってる夢ちゃんは可愛いし大好きだけど♪」




ニセモノの、恋人関係……なのに。





「夢ちゃんの新しいトコ、知る度に思うんだ。

もっともっと知りたい、って。いいトコも悪いトコも、俺にはぜーんぶ曝け出して欲しい、って。

それが、愛なんじゃない?」





“俺、今日で夢ちゃんのコト…もっともっと知りたくなった。

夢の続きを取り戻した夢ちゃんは、すげーかっこいい。”




前にも蜂楽は、そう言ってくれたね。




私も同じ気持ちだよ、って……


言おうとしたけど、言えなかった。




核心を突くような物言いで…

“愛”と言うその表情が大人びてて…



心臓が跳ね上がるくらい、ドキッとしたから。





お願いだから…

その綺麗な黄色の眼で、私をじっと見つめないで。



心が見透かされそうで、また恥ずかしくなっちゃう。


/ 180ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp