第14章 ニセモノのやり方 ✢
頬を上気させ、ニヤッと微笑む蜂楽。
子供っぽいところとアダルトなところのギャップありすぎて、同じ人かどうかも疑いたくなるレベルだ。
「脚、とじて?」
立ちバックの姿勢で、言われるがまま蜂楽のモノを太ももで挟む。
脚の筋肉がムキッと出て……すごい。
この間は見なかった腰を動かすモーションを目の当たりにして、やっぱり男だと何度も再認識してしまう。
「っ、廻の…熱い。腰つきも…エロい。」
「だよね?俺、童貞だけど結構じょーず?」
自分の愛液のヌチュヌチュという水音が接触部分から鳴り、浴室内に反響する。
体だけじゃなく、耳からの刺激もエグい。
「あっ、あ…擦れ、ぁんっ…」
「はぁっ、クリちゃん…スリスリできてる?」
自分の脚の間から、蜂楽の先端が顔を見せる度に……
クリトリスが熱く硬い雄棒に擦られて……
しかも、浴室の大きな鏡の真正面。
欲情を最大限に掻き立てる要素が、ありすぎる。
「夢ちゃんヌレヌレだから、ローションとか使わなくてもイケるね♪にゃは、やーらしー♡」
「あっ、だって…んっ、ん…」
「俺で感じてる?嬉しいな♡めちゃ可愛いから、ちゃんと鏡見てごらん?」
「いやぁっ…」
「濡れ髪もセクシーだね。マシュマロよりも柔らかいおっぱい、ふるふる揺れてるし…♡」
揺れる両胸を鷲掴みにされて、後ろから揉まれる。
血管の浮き出る骨張った蜂楽の手に自分のを重ねて、上半身への愛撫を委ねたサインを送る。