第14章 ニセモノのやり方 ✢R18
「ほらココ♪たぁくさん触ってさぁ…」
「あっ……ダメっ」
いきなり正面から、指で割れ目をなぞられる。
「ベッド行ったら、たっぷりペロペロしてあげて…」
「んっ」
割れ目を何往復もされるけど、肝心な部分はスルーされる。
「指でグチュグチュかき混ぜて、夢ちゃんが一番イイトコ探してあげる♡」
「あっ、はぁ……」
ツプッと、指をゆっくりと挿入される。
本当にゆっくりと挿し込まれるから…じれったい。
「キスだけでこんなに濡れちゃうんだ?欲しがりさんだコト♡」
蜂楽の焦らすような指の動きと、ニヒルな表情に耐えきれなくなって、私から勢いよくキスした。
「……はぁっ」
「ん、ん♡」
唾液の混ざり合う音と息遣いが、ふたりを別世界へと誘っていく。
舌同士、唾液を混ぜながら深く絡めて…
口端から垂れた唾液を、ねっとりと舐め取って…
唇を執拗に、口内に含んで吸う。
「ぷはっ…キス、うまぁ…♡」
唇を離した時に蜂楽が見せた、とろけた表情。
感じてるその顔は相変わらず男子には見えなくて、やっぱり自分より可愛いじゃないかと複雑になる。
「ねぇ、俺のコト♡また気持ちよくしてぇ?」
下腹部にモノを押し付けて、スリスリと腰を動かす蜂楽。
先端から溢れてくる我慢汁が私の太ももに擦り付けられて、透明な糸を引く。
「今夜は夢ちゃんのコトも、思いっきりイカせてあげちゃう♡」