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【ブルーロック】蜂蜜のファーストラブ

第14章 ニセモノのやり方 ✢R18





という経緯がある。



ちょっと言い過ぎたかな、なんて。

私の方が若干シュン…なのが、また悔しかったり。



もしかしたら蜂楽、シリアスな話してたから、場を和ませようとしてくれてたのかな?




「夢ちゃぁん、一番風呂ありがとー♪また風邪ひいちゃうよん?次どーぞー!」




脱衣室から出て来た蜂楽が髪を拭きながら…

全裸でキッチンにやってきた…。



これも…場を和ませるためだったりする……?




「ちょっっ!?服着てっっ!!」


「俺、裸族だから♪」



裸族とか言われても…

目のやり場に…困るんだけど。




「俺の大事なトコロ♡こないだ見たっしょ?」


「見せびらかすな……!!」


「あ、酢豚できてる!うまそー♪夢ちゃんがおフロから出てきたら、一緒に食べよーね♪」


「さっ!先に食べててもいいよっ!?」


「うんにゃ、待ってる!一緒に食べたいもん♪」




とりあえず、下半身は隠してから喋って欲しいな。


動揺して狂う手元をなんとか鎮めて、お皿にラップをかけた。




「ねぇ夢ちゃん。さっきのさぁ…。」


「んぇっ!?な、なに?」




蜂楽が、さらに私の方に近付いてくる。




「さっきのあのカンジ、久々じゃない?“ノビタさんのエッチ!”的な。」


「え?さ、さっきの…?えっと……セクハラ?」




全裸なのに……距離が近い……。


動揺して、声が裏返る。




「セクハラなんて人聞きが悪い!俺からの愛情表現だよ♡」




言いながら背後に立たれて、緊張マックス。


ラップをかけたお皿をガン見した状態で、顔が上げられない…。


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