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TNTになった俺と傷つかない少女2
第32章 いつもの日常へ
「タイムスリップするなら?」
最近、3D撮影でショートを撮るようになった。そこに急に出された「タイムスリップするなら?」というお題に、俺は一瞬ドキッとした。
もちろん未来だ。競馬の当たりを知りたいからな。
そして、出来ることならあの時のミウに……ちゃんとありがとうと言えたなら。
いや、そもそも異世界なんだから会えねぇか、さすがに。
俺は、あの日の異世界物語を、密かに胸の奥へ仕舞い込んだ。
おしまい
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