第7章 桃色
彼は左手の中指で私の頬をツンツンするようにそっと撫でる。
そして下唇を親指でゆっくりなぞり、唇をつける。
私の身体をしっかり抱き寄せ、右手に忍ばせたローターを太ももにあてる。
「ちょっ…んっ…」
抗議しようとした私の口を、彼が舌で塞ぐ。
「…!…っ…んっ…」
彼の右手のローターがショーツごしに私のクリを探し当てる。
細かな振動が私を震わせる。
軽くあてたり離したりして、彼は私の反応を確認する。
「…どう?」
彼が唇を離して私に問いかける。
気持ちいい…
けど、なんだか悔しいから目をそらして黙る。
でももう抵抗する気がないのは彼にはきっとわかってる。
彼は私のショーツをずらし、取り去る。
「綺麗な脚だね…ゆめちゃん」
彼が私の内ももを撫でながら、そっと脚を開こうとする。
私は慌てて脚を閉じる。
「恥ずかしい?ふふ…」
「もうヤダ…帰りたい…」
恥ずかしすぎて思ってもないことを口に出す私。
「帰さないよ?」
彼がにっこりと微笑む。