第8章 きいてみた ゲルさん
「ヘラクレスさんはこわくありません、ヒルデさんやゲルさんから話を良く聞きます、凄く優しく·勇敢であり·私達人類を愛してくれる神様です」
てれ··
「そ、そんな風に言われると改めて恥ずかしい··な··//だが心地いい響きだ!」
「私、兄と言う人がいないからヒルデさん達が羨ましいです」
「✿は兄が欲しいのか?」
「欲しいよりは、···ゲルさんがヘラクレスさんの肩車や腕にぶらさがる事が楽しいって聞いたから····//」
···どすっ
「····俺を頼りなさい!」
✿✿✿
すたすた
(···まさか兄上に叱られるとは思わなかった。むむむ··)
『····!』
(?、誰かいるのか)