第8章 きいてみた ゲルさん
「でも、ヘラクレスさんが来てくれて助かりました。」
私の身長では高い場所の本は届かない
誰かを呼ばないといけない··
「···✿は本が好きなんだな」
「はい!皆さんの歴史が見れて好きです。本では語りきれない話もありますし」
「そうか、また何かあったら俺を呼ぶようにな」
「いいんですか?」
ぐっ
「もちろん!」
「ありがとうございますヘラクレスさん!」
「時に気になってる事があるんだが···」
「はい?」
「✿は俺達神を見ても恐れとかしないのか?」
「そりゃ怖いですよ、オーディン様とか」
「的確だな」
「あとは··ロキ様とか··何人かいます」
「俺は···怖くないのか?背もデカいし」