第3章 羽織 沖田さん
『沖田様、どうかこの方と仲良くしてくださいね』
ひょこ
『よ··よろしくお願いします(前髪で隠れてる)』
『はーい。よろしくね(不思議な色)』
多分君が唯一僕と近い感じがした
「僕ね、✿ちゃんの隣で寝ると落ち着くんだ」
「それは良かった、前より寝れてますもんね」
沖田さんは私と話をしてる時目の下がクマで寝不足なのかな?と思った
だから私は言った
『沖田さん、眠れてますか?』
『···寝れてるよ?』
『沖田さん、御無礼失礼します』
ふわっ··ぎゅう。
『なっ!··✿ちゃん?』
『呼吸をゆっくり、私の心音を感じてください』
このやり方はお母さんやおばあちゃんが私にしてくれた魔法