【R指定】リクエスト・コミュ企画短編集【原作色々】
第8章 R指定】【呪術廻戦】玉屑(ぎょくせつ)【五条悟・夏油傑】
『…すみません…無理です…。』
がっかりと肩を落とす2人を見て、仁美は声を出して笑った。
『はぁ…まだ仁美を1人締めするのは先の話か…。』
傑ががっかりしたように、仁美の腰に腕を回して、そのまま仁美の膝に顔を埋めた。
『…お前のそういうあざとい所嫌い…。』
仁美はツンツンしているが、この体の大きな2人が甘えてくるのは嫌いではない。
何気に仁美の手が傑の頭を撫でているのを見て、悟は心底嫌そうな顔で言った。
『…あーあ……。でもさぁ、仁美。』
今度は悟が仁美の肩に顔を埋めて、空いている仁美の手を取ると自分の指を絡めてきた。
『いずれはどっちか選ばないとね。』
ーいつまでもこの関係ではいられないから。
サングラスの奥に見えた六眼が少しだけ揺らいだ。
そんな悟の目を見ながら、仁美も少しだけ目を伏せた。
「仁美、考え事?」
仁美は傑の声にゆっくりと目を開けた。
自分に覆いかぶさっていた体は少し離れて、高揚した表情で自分を見下ろす傑の姿がそこにはあった。
仁美は熱い息を一息吐いて、また目を細めて傑を見返した。
「今日は余裕だね…。少し優しくし過ぎた?」
「っあっ…。」
グリっと腰を押し付けられて、膣の奥に傑のモノが当たったのが分かった。
「うっ、ちょっとっ夏油っ!」
そのまま激しく腰を動かせて来るから、仁美の体は大きく仰け反った。
突き出された細い腰を両手で掴んで、傑はまた仁美に覆いかぶさった。
お互いの肉がぶつかる音と、傑のモノが出し入れされる音は水分を含んでとても卑猥に部屋に響いた。
「夏油…っ違うっ…あっ。」
もう声が掠れて、上手く舌が回らない。
考え事をしていたのでは無くて、ずっと続いているこの情事に、いつの間にか気を失っていたのだ。
ダランと力なく揺さぶられているだけの仁美の体を見ていた傑は、上下に揺れている綺麗な胸を掴んだ。