第4章 【R指定】【呪術廻戦】貴方は離れない【夏油傑】
低級呪霊に受肉され、様子がおかしい仁美を両親が夏油の元に連れて来た。
仁美の両親は非術師で夏油からすれば猿だったが、どう言う訳か受肉されている仁美には術式が備わっていた。
非術師の両親の元、誰にも術式の事を教わっていなかった仁美は、その呪霊を祓う事すら出来なくて。
夏油の元に来た時には、すでにその命すら危うかった。
普段なら夏油が呪霊を取り込んで終わりの作業だったが、夏油はそのまま仁美を引き取った。
そしてこうして仁美に呪霊の祓い方を教えている。
仁美だけへの特別なやり方で。
「困ったね…これじゃあいつまで経っても呪霊は祓えないよ。」
仁美から唇を離すと、夏油は仁美唇を舐めながら言った。
「それとも、私に抱かれたいからワザと呪霊を祓わないのか?」
「っ…違っ…。」
否定をしようとする仁美の唇を再び夏油が塞いだ。
夏油の膝から布団の上に寝かされて夏油が仁美に覆い被さる。
そのまま自分の法衣を脱ぎながら唇は仁美の体に喰らいつく。
「っはっ…あぁ……っ。」
先程まで呪霊に与えられていた快楽より更に大きな快楽に、仁美は思わず声を漏らした。
散々弄られて、敏感になった乳首への刺激は嫌だったのに、夏油の舌に触れられると、また体がの奥が疼きだす。
夏油は呪霊には仁美の中は犯させ無かった。
仁美の中を埋めるのは、自分のモノだけしか許さない。
それは呪霊でも人でもそうだ。
それがもしそこら辺の猿なら、簡単にその猿を駆逐するだろう。
それはもう、目を当てられない程のやり方で。
もう仁美を、あの汚らわしい世界には戻させない。
夏油は脱いだ法衣を捨てると、すでに硬くなっている自身のモノを仁美に向けた。
いつもより大きく感じる目の前にあるモノに、仁美は目を細めた。
「仁美が苦痛にならない様に、私のモノも濡らそうか。」
夏油が何を言っているのか理解して、仁美はゆっくりと夏油のモノを両手で包んだ。