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【R指定】リクエスト短編集【原作色々】

第4章 【R指定】【呪術廻戦】貴方は離れない【夏油傑】



「はっ…ああ…っ夏油様……もう辛いです……。」



部屋に響く自分の声に涙が出た。

静かな部屋の中で2人。
夏油傑と上條仁美


仁美の体には呪霊が巻き付いていた。
ただ巻きついているのでは無い。

呪霊は舌を伸ばし、仁美の胸をキツく掴み、その体を貪っている。


そんな仁美の姿を、夏油は恍悦を浮かべながら、目を細めて見ている。


「…夏油様…本当にもう……。」

複数の舌が仁美の敏感な突起を刺激している。
息を吐くのすら苦しくて、夏油の名前を呼ぶ声もか弱くなっていく。


意識が飛ばない様に気を保てるのは。
自分を見つめる夏油の目が薄っすら開けた視界に嫌でも入ってくるからだ。

仁美の痴態を見ていても、夏油は眉一つ動かさない。


その目に見られながら、仁美は何度呪霊にイカされたのだろうか。



(……ああ…もう……。)

本当に気を飛ばしてしまいそうだ。


仁美が気を失いかけて、やっと夏油が呪霊を剥がした。

力無く夏油の膝の上に仁美が横たわる。
目をトロンとさせて浅く呼吸を繰り返す仁美を。
夏油は優しく抱き締める。


「…駄目じゃないか、低級呪霊位祓えないと。」

耳元で聞こえる夏油の声に、仁美は力無く夏油に目線を戻す。
変わらず恍惚の笑みで自分を見下ろす夏油に、仁美の目が歪んだ。


「……それとも…。」
「っ!!」

夏油がゆっくりと指をお腹に当てて下半身に指をはわせる。
その刺激で仁美の腰がビクッと跳ねた。


「私にお仕置きされたいから、ワザと祓わないのか?」


夏油は呪霊の愛撫でしっかり濡れている仁美の割れ目に指を入れた。
そしてそのまま呪霊が弄らなかった仁美の中を丁寧にほぐす。


「あっああ…夏油…様っ…。」

夏油の指が中に入ってくると、仁美は彼の袈裟をギュッと掴んだ。


腕の中でキスをされて、膝の上で優しく彼に愛撫される。
そしてその後は夏油が仁美を抱くのだ。



夏油と仁美のこんな関係が始まったのは、仁美が夏油の元を訪れてからだった。
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