第3章 猛毒の情火（五条視点）

彼女の細い腰が揺れて、快楽を貪り始めていた。

「あ、あっ……ん、はぁ……っ」
「気持ちいい？」
「ん……さとりゅ、のが、こすれ……っ、ふ、あ、あ……」

上ずった声で舌っ足らずに喘ぐ姿にゾクゾクする。

ゆめかの可愛い声と、ヌルヌルしている感触が気持ち良くて、僕も腰が止まらない。

「はー……っ、やば……」

天にも昇るような心地に浸っていると、ゆめかが振り返って僕を見上げる。

誘うように、濡れた瞳が細められる。

彼女の腰は、無意識に僕の動きに合わせていた。

「あっ……あ、んっ……んん……」

快楽に蕩けた顔で微笑まれると、僕の理性が焼き切れそうになる。無我夢中で陰部同士を擦り合わせた。

「ひあ、あっあっあ……あ」

少し強めにすると、ゆめかが背中を反らせて嬌声をあげた。

興奮が極まって濃い桃色に色付いたゆめかの肉ビラを指で左右に広げ、陰茎で擦るスピードを上げた。

「……もうすぐイきそ？」

問うと、甘い喘ぎを洩らしながらゆめかが頷いた。

「あ、ん、ん……さとる、の、きもち、いい……あっ、いっちゃう」

そう言った次の瞬間には彼女の太ももに力が入り、ああっ、と甲高い絶頂の悲鳴が上がる。

ゆめかは僕に尻を向けたまま、腰をガクガクと震わせて絶頂した。

失禁したのか、股を伝う尿がマットに水たまりを作っていくのが卑猥だった。

僕も限界に達し、彼女の割れ目に白濁液を飛び散らせる。

「ん、んん……っ」

へたり、と目の前の体が倒れ込んだ。



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