第1章 ご主人様の言うとおり
血管が浮き出てグロテスクになっていくそれに、蜜口から溢れる愛液を擦り付ける。
「もー、ゆめかは、いつからそんなにエロい子になっちゃったの」
「付き合い始めの時、徹底的に体から攻略しにかかったのはどこの誰でしたっけ?」
「男冥利に尽きるよね。僕なしじゃあ居られない体にしちゃった」
はやく悟が欲しい。
本能が、どうしようもなく彼を求めている。
腰を擦り付けながら息も乱れ、完全に発情している私の淫らな姿を写す青い瞳が、スゥッと満足そうに細められた。
「スカート咥えて、ゆめかが自分で挿入してるところ見せて」
主から待ちわびた命令が下る。
あてがわれた彼のものを、ぬかるんだ穴が簡単に飲み込んでいく。
道を分け入ってくる膨張した彼自身に良いところを刺激されて、咥えたスカートの布が、溢れた唾液を抑えきれず、顎まで伝って胸に落ちる。
「んっ、んん……ぅ」
声を噛み殺しながら奥まで挿れると、お腹の奥がゾクゾクして下腹部がひくついてしまう。
私がギリギリと布を噛み締めていることに気づいた悟が、上体を起こして私の唇を指でなぞる。
「ゆめか、顎が疲れちゃうから離して。スカートは捲って腰のところで留めておこうか」
諭すように口枷を外され、代わりに口付けを交わす。
布を捲りあげられ、下半身を露出した状態で、我慢できずに夢中で腰を前後に揺らす。硬い肉棒が子宮口を押し上げ、ジワジワと圧迫しながら快感を与えてくる。
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