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【呪術廻戦】その変態は最強である【R18】

第5章 ご主人様のお気に召すまま【前編】




しばらくしてから目が覚めると、悟は既に起きていた。

シャワーを浴びていたのか、バスローブ姿で白い髪が濡れている。

ぼんやりとその姿を見つめていると、不意に振り返った彼と目があった。

途端にさっきのことを思い出し、顔が熱くなる。


慌てて私が目を逸らしてタオルケットに顔を隠すと、「起きた?」と聞きながら悟が近付いてきて、私の髪に軽く口付けた。

そのまま抱き寄せられて、優しく頭を撫でられる。


「夢みたいだよね、こうして昼間からゆめかとゆっくり一緒にいられるなんてさ」

甘い雰囲気にドキドキしながらも、私も頷き、されるがままに身を預けることにした。

しばらくそうしたあと、思い出したように彼が言った。


「夜はメイドプレイが待ってるからね」


やっぱりそうきたか。

私はげんなりしつつも、「すっごく楽しみィ」と破顔した悟を残し、気怠い体を起こしてシャワーを浴びることにした。

いつの間にか、体温で溶けてドロドロになっていた生クリームは拭き取られていたことに気付く。

悟の方を見ると、


「ゆめかがシャワー浴びている間に、脱衣場にメイドさんの衣装置いておくから、着替えて出てきてね」


彼の口元は笑っているのに、目が笑っていない。

行為が一段落したのに、もう既に獣のような瞳をしていることに身震いしてしまった。



まだまだ、今日は日が傾いてすらもいない。





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