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人魚姫【文スト/中原中也】

第8章 手前は俺の、、、


カーテンの隙間から入ってきた光で目が覚めた。

起き上がろうとするも、出来なかった。

何故なら、、、、

「っん、、、、まだいいだろ?」

後ろから中也くんに抱き締められているからだ。

車で抱かれた後、中也くんの家に来た。

そこから計3回抱かれたのだ。

多少腰に痛みはあるが、それもまた幸せだった。

向きを変え、中也くんと向き合う形になり彼の胸のに収まった。

「今日はやけに甘えん坊だな。」

"だめ、、、、?"

「いいや、これからもそうやって甘えろ。」

頭を優しく撫でてくれる彼の手はとても心地善かった。

"中也くん、、、大好きだよ。"

「俺もだ。、、。」

自然と距離が縮まり、、、、

『んっ、、、、』

唇が重なった。

『ッ、、、んっ、、、んぅ。』

そして深くなる口付けに、蕩けそうになる。
このままだと流されてしまうと思い、ストップをかける。

"ッん、、、中也くん、、、待って、、、"

「まだ時間あんだろ?」

中也くんの視線の先には時計があった。

時刻は朝の6時を指している。
確かにまだ時間はある、、、、。


"でも、、、、。"


「1回だけ、、、ダメか?」


私は彼のこの目に弱い。
それを判ってる彼は態としてくるのだ。

"狡いよ、、、"

「答えは、、、、?」


"優しくしてね、、、?"


「姫さまの仰せの通りに、、、、」


結局中也に甘いであった。











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