第2章 五条悟 大事なモノ
五条side
ゆっくりと腰を動かすだけで僕をきゅうきゅうと締め付けて
気持ちよさそうに目を細めると溢れた涙が頬を伝う
小さな身体で一生懸命に全部を受け入れてくれて
これだけでこんなにイっちゃって
可愛くて可愛くて仕方ないけど
こんなもんで終わってあげられるほど僕は大人じゃない
むしろ抱けば抱くほど底なしの沼へ足を突っ込んでいくような感覚
抑えていた嫉妬心がとめどなく溢れてくる
「付き合ってるって知ってるのに恵も悠二も手を出してこようとするからね‥厄介なもんだよ‥‥いっその事」
『〜ッ?!』
「僕との赤ちゃん作ろうか」
ゆるゆると限界まで引き抜いた自身を一気に奥まで挿入すると強すぎる刺激にがびくりと揺れる
『ま‥‥まっ‥て‥くださっ‥!ぁっ‥!ごじょう‥せんせっ‥!』
優しく動いてあげていた腰をさっきまでとは裏腹に激しく打ちつけると痙攣するように何度も身体を震わせて声を上げる
「何度もイけて偉いね〜‥さすが僕の教え子だ」
『ゃっ‥!!そん‥なっ‥‥はやっ‥ゆ‥‥ゆっくりっ‥‥!』
「いいよ?何回でもイかせてあげるからね」
『〜!!』
声にならない声をあげてまたナカがきゅっと締まる
もう既に何回イったかわからない
純粋で無垢で
今まで男の身体を知らなかったようなこんな可憐な女の子が
こんな大きな僕を直ぐに受け入れて
快楽でぐちゃぐちゃに乱れている
こんなところでもは優秀で困ってしまう
もしこんな事が他の男に知られでもしたら
考えるだけでゾッとする
それならもういっそ
手っ取り早く
こうするしかないだろう?
「のいちばん奥に、僕の精子いーっぱいあげるから‥早く孕みなよ」
『ひぁっ‥‥せ‥せんせっ‥‥そんなっ‥おくっ‥だめっ‥‥!』
熱で潤んだ瞳が揺れる
もうきっと僕が何て言ってるかもあんまり理解してないんじゃないかと思うほど淫らに乱れて抱き付いてくる
突き上げる度に柔らかな胸が激しく揺れる
壊さないようにと大事に大事に扱ってきたものを
僕が壊していく快楽に酔いしれてしまいそうだ