第2章 五条悟　大事なモノ

口内を蹂躙するように先生の舌が隅々まで入ってくる



息もできないほど深いキス
それだけでいっぱいいっぱいなのにショーツの中で動かされる熱が敏感なところに触れて早くナカに入ってきてほしいもどかさと気持ちよさで疼き出す



「指も挿れようか」



そう言って気付けば五条先生の長い指がつぷりと私のナカに埋められていく




ぞくぞくと気持ちよさがきて
あの日の記憶を呼び起こす



幸せと

熱


苦しさ

痛み




でも今は痛みも苦しさも感じなくてぐちゅぐちゅと長い指でナカを掻き回される快楽が溺れそうなほど気持ちがいい




これだけでも幸せで
どうにかなっちゃいそうだけど




もっと五条先生を感じたくて解放された手を背中にのばす





『五条せんせっ‥が‥‥ほしい‥です‥っ』




「それは嬉しいね〜でもまだもう少し慣らさないと、僕のモノの一番奥まで入んないよ？」




そう言うと人差し指ですっとお腹の上を指さした




『だいじょうぶっ‥です‥っ』




「珍しく積極的なのは最高に可愛いんだけどさ、もう少し我慢してよ？ね？いい子だから」




見つめられると身動きできなくなるような綺麗な瞳が近づいてきて
じっと見つめられたまま
またキスが繰り返されて



その間も五条先生の指は激しくぐちゅぐちゅと音を立てて動かされる



激しいのに優しくて
でも一番気持ちのいいところを掻き混ぜるようにごりごりと内側から擦られて意識が飛びそうになる






『ふっ‥ぅっ‥！』





「どーした？痛い？」




『はぁっ‥な‥んか‥‥でちゃ‥うぅ‥っ‥せんせっ‥‥だめっ‥』




「へ〜‥それはみたいな‥僕の指でなんかでちゃうくらい気持ち良くなっちゃったをよくみせてよ」




『んぅっ？！だっ‥だめっ‥！！五条先生っ‥！！そんなっ‥‥はげしく‥っ』





「うんうん‥可愛い‥」





『〜〜っ！！』





お腹の奥がきゅうっとなって
身体の底から気持ちいいのがきてふるりと震える



鳥肌が立つほどの気持ちいいに耐えきれず気が付けば先生の手を濡らしてしまっていた



『っ！はぁっ‥‥せんせっ‥ごめ‥なさ‥っ‥』



あまりの恥ずかしさに熱が上がって
目の前の五条先生の顔もみることができない