第2章 五条悟 大事なモノ
五条side
『っ、こう‥かいっ‥なんて‥‥しませんっ‥』
何度も舌を絡め取りながら深いキスを繰り返していると
息を切らしながら一生懸命に伝えてきた
まぁ今更後悔するなんて言われてももう止まれる気はしなかったけど
「が思ってる以上に僕の気持ちは重いよ?大丈夫?」
『だいじょ‥ぶ‥ですっ‥』
「毎日‥いや、1日に何回も抱いちゃうかもしれないけど」
本音を言えば四六時中抱き潰したいくらい
『それでもっ‥いいっ‥です‥っ』
「全く‥困った可愛い生徒だ‥‥僕だけの」
『っ!!』
僕の上に覆い被さっていた身体をベッドへ押し倒してそのまま息継ぎもさせない程激しくキスを繰り返す
純白のシーツに溶け込みそうなほど
透き通った白い肌が乱れたバスローブからみえる
華奢な身体にはアンバランスなほど大きく育った胸の谷間
すり寄せられた太腿
『ごじょ、う‥せんせっ‥‥すき‥』
キスの合間に恥ずかしそうにつぶやく可愛い声
任務の時の真剣な眼差しとはまた違う
期待して潤んだ大きな瞳
「うん、僕も世界で一番愛してるよ」
おかしくなりそうなほどの魅力に狂わされていく
「我慢してたついでに言うけどさ〜最近入ってきた補助監督の若い男」
『んっ‥はい‥?』
「なんでアイツとあんな親しげにしてるのかな?」
『え‥?と‥ぁっ‥ん‥っ‥私の‥っ‥任務の担当になりたいって言ってくれてるみたいで‥ぅっ‥お話しにきてくれるのでお話してるだけです‥っ』
もう我慢なんかする気もさらさらなくて
バスローブの胸元を大きく開く
制服からも見えてしまう首筋にも痕を残していくと可愛く反応する身体
「はお話してるだけなんだろうけどさ〜アイツは全然そうじゃないよ」
ただの嫉妬だ
今に始まった事じゃない
補助監督はみんなを好きになるし狙ってる
車での送迎で何されるかわかんないから
は伊地知の車にしか乗せないようにしてる
今までは良い先生って思われていたかったし
かっこいい大人ぶってて言わなかったけど
こうさせたのはだからね?