第6章 乙骨憂太 君の全てに嫉妬する
乙骨side
校内を探し回ったけど見当たらない
咄嗟に外に飛び出して感覚のまま突き進むと見えてきた車の中で男に襲われそうになっているちゃんの姿
頭に血が昇る感覚
ドス黒い感情が渦巻いて
それを掻き消すように無我夢中でキスを繰り返しているとパンダくんがその様子を窓から見ていたようだった
「見られたのが俺で良かったな‥真希と棘も心配して校内探し回ってるぞ」
「この事は皆んなには内緒でお願いします‥」
「で?のおっぱいは触ったのか?」
「えっ?!」
「憂太は巨乳好きだもんなぁ〜俺も今まで色んなグラビアアイドルを見てきたがよりいい身体は見たことがない。」
「パンダくんっ‥な‥ななな何言って‥」
『ぐらびああいどる?』
「ちゃんは聞かなくて大丈夫だよっ‥!」
「その上こんなにも可愛くて死ぬほど性格も良い‥‥俺にも触らせてくれるか?」
『なにを‥?』
「パンダくんってば‥!」
パンダくんが変な事を言い出すから慌ててちゃんの耳を両手で塞ぐと向こうのほうから禅院さんと狗巻くん達もやってきた
「おいっ‥大丈夫だったか?」
「ツナ‥!!」
「お〜真希‥棘‥憂太がついにのおっぱ‥「パンダくんっ?!」
『おっぱ‥?』
「なんでもないよ!2人も探してくれてありがとうっ!」
こうしていつものメンバーが揃ってようやく寮に帰った頃にはなんだかグッタリと疲れていた
「お風呂‥入ろう‥」
いつもなら部屋のシャワーでさっと済ませるんだけど
なんだか疲労感が凄くて共用の大浴場へ向かうとお風呂上がりのちゃんに、バッタリと出会した
『乙骨くんも今からお風呂?やっぱり疲れた時はあったかいお湯につかるのがいいよねぇ』
ほんのり頬をピンクに染めて
濡れた髪を一つに束ねている
あまりの可愛さに
心臓がばくばくと音を立てる
寮に一緒に住んでいるということは即ち
毎日のようにこんな可愛い姿を目にする機会が多いから
「正直困る‥」
『?』
誰にも見せたくないし
自分の気持ちが暴走してしまいそうで怖いから