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リクエスト 裏短編集♡

第4章 七海健人  覚悟


身体を重ね合わせた事で悟の身体は随分楽になったようで
暫くするとうとうとと身体を揺らし始めた



『悟‥!まだ寝ちゃダメだよっ!頑張って‥!』



「俺も‥まだ‥‥と‥‥でも‥」



ぐったりと力の抜ける身体
私にはどうしようも出来ず


部屋の扉も開かず




どうしようかと考えていた時



ふとその空間に七海くんが現れた




嬉しさと
申し訳なさと




いろんな気持ちが混ざり合って涙が溢れる





悟を恵くん達に託して
一緒に乗り込んだタクシーの中


大きな身体に優しく包み込まれて安心してまた涙が溢れ落ちた





『お邪魔します‥』




久しぶりにお邪魔するお家




本が沢山で整理整頓された綺麗なお部屋を通り過ぎて
寝室のベッドへと連れていかれる



「ハァ‥‥やっと‥‥2人きりになれましたね‥」




荒々しく重ねられる口付け



まるで初めて媚薬を口にしたあの日のようだった



『大丈夫っ‥?』



「これが大丈夫にみえますか?タクシーの中でどれほど我慢したとおもってるんですか‥」



『ンッ‥‥』





口内に感じる甘い媚薬と



昔に一度だけ
勧められて飲んだほろ苦いお酒の味を感じる






そしてようやく
七海くんが媚薬を一本飲み干してくれた事を思い出した





「ビールと媚薬の組み合わせは最悪なようですね‥前よりも酷い」




さっきまでの悟よりも熱い舌がねっとりと絡み合う





「会いたかった‥まさかこんな形で会う羽目になるとは思いもしませんでしたが」




ネクタイを緩めて


首元と腕のボタンを外す




そのままベッドへと押し倒されると
履いていたショーツを抜き取られて



足を大きく開かされる




『恥ずかしいっ‥!』




「全く‥ようやくあなたを手に入れたのに‥‥こんなにもすぐに横取りされるとは思いもしませんでした‥」





『ひゃっ‥!!』




指で拡げられた恥ずかしいところに容赦なく
ぐぷぐぷと太い指が何本も出し入れされる




「でも‥さすがの五条さんも中には出さなかったようですね」




『だめっ‥ー!そんなに指っ‥はげしくしないでっ‥!』





「心配しないでください‥後でもっと激しくしてあげますから」


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