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【呪術廻戦:®️指定】毒女は転生する

第3章 私達は




高専に戻ればまたをあの場所に封印しなくてはならない。

出た時より足取りは重かった。



を閉じ込める扉の前まで来ると、は足を止めて憂太を振り返った。


「……憂太くん……妲妃が欲しいって。」


申し訳なさそうには憂太を見て言った。
その言葉の意味は分かってる、妲妃が憂太の呪力を欲していた。




「…………はぁ………。」

憂太は大きなため息を吐いて顔を俯かせた。



妲妃が望めば呪力を与える。
の縛りでもあり、世の中の平穏の為だ。



気をつけなければいけない事は。
リカの呪力を暴走させない様にする事だった。


が部屋の中に入って、憂太も一緒に入って行く。

最初に入った時より息苦しさを感じて、憂太は自分の喉に触れた。



憂太が部屋に入って結界が張られたのを確認して、は妲妃を口寄せした。


本日2度目の憑依だった。
先ほどより全身の毛が逆立って、憂太は拳を握った。



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