• テキストサイズ

【呪術廻戦】薄夜の蜉蝣【R18】

第3章 相互依存✿ (傑ルートへ)


挿れたい。奥を突かれたい。

いっぱいに満たされたい。頭の中では、もう淫らに繋がることしか考えられなかった。

ショーツを脱ぐ時間すら惜しい。

濡れて張り付いた布を指で摘まんでずらすと、エアコンで冷やされた空気で割れ目がひんやりとした。

「お兄ちゃん……挿れていい?わたし、もう……っ」

言うが早いか、お兄ちゃんの肩に手を置いて、ゆっくりと腰を沈めていく。待ちわびていた質量が中を満たしていく感覚に、思わず甘い吐息が漏れた。

傑お兄ちゃんの形を確かめるかのように、膣壁がきゅっと締まるのを感じる。

一番太いところが入ると、後は自重に任せて一気に貫いた。子宮の入り口をぐりっと押され、目の前がチカチカする。

「ゴムは着けてるから、ゆめの好きなところに擦り付けてごらん」

それは、甘い誘惑の言葉だった。

ベッドの上で膝立ちのまま、少し引き抜いて浅いところを出し入れすると、ぞわっとお腹から背骨に走る疼きに、私は遠慮することなく抽送を始めた。

初めはゆっくりだった動きも、徐々に激しくなる。なんとも言えない不思議な高揚感に支配されていた。

「あっ、んぅ……きもちぃ、おにいちゃ、すき……」

徐々にスピードを上げて、何度も抜き差しを繰り返すと、じゅぷ、じゅぷといやらしい水音が大きくなる。

「ゆめ、すごく色っぽい」

普段とは違う低い声と熱い吐息を耳元に感じながら、私は夢中で快楽を求める。

ベッドの端に座っているお兄ちゃんが前かがみになり、両手で腰を支えてくれる体勢になると、私の重心が後ろに傾く。

自然と結合が深くなっていく。弾力のある硬い塊が、奥までグッと入り込む快感に、喉が反る。

本能的に太ももを左右に広げて、奥まで受け入れる姿勢を取ってしまっていた。

思い切り打ち付けられ、肌同士がぶつかり合い、パンッと乾いた音が鳴る。

同時に、敏感な秘部の突起も擦られて、あまりの刺激の強さに足先がピンと伸びた。

「あひ……っ、あ、おにいちゃ、それ、だ、ダメ……っ」

思わず、情けない声が出てしまう。

こんなの知らない。怖いくらい気持ち良い。



/ 212ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp