• テキストサイズ

【暇潰し】R18/Short Story【進撃】

第2章 Ⅱ*リヴァイ・アッカーマン


リヴァイはをソファに下ろした。
力なくぐったりと横たわり、瞳を熱に浮かされる様は、まるで情事の最中かと思わせる程の艶かしさだった。
そんなに、ハンジですら息を飲む。

一部始終の説明をリヴァイが求めると、ハンジは悪びれもなく答える。

「私特製のこの媚薬にはね…、自白剤も入れてあるんだよ!拷問に使えると思わないかい!?」

ドォォォンと効果音の付きそうな程に踏ん反り返るハンジに、リヴァイもモブリットも頭を抱えるしかなかった。
そしてそれを自分が飲まされていたかと思うと、額に青筋を浮かばせた。

「しかし困ったね」
「何がだ…」
「いやね、このままを放置するわけにもいかないだろう?」

ハンジはソファに身体を預けるに近づいて、頬を優しく指で撫で上げると、は身体を震わせ小さな吐息を漏らす。

「…そうだな、リヴァイが抱かないなら…私が抱いてもいいかな?」

の頬を撫でたまま挑発的に振り返るハンジには、普段のすっとぼけた雰囲気は微塵もない。

「ほら見てごらん?こんなにキレイだ」

ハンジの指はの首を擦り、ワイシャツの間にそびえる谷間まで到達した。

「私なら善くしてあげられると思うよ?」

本気なのだと二人は察した。

モブリットはあまりの衝撃に膝から崩れ落ちた。
/ 46ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp