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バレーボール✖️恋

第13章 2回目の夏


恋愛なんて時間の無駄やし、遊び程度に付き合って欲を満たせればええと思ってたーーーー


はずやのに
愛想も愛嬌のカケラもない、その上人の事すぐ殴ってくる。
コイツとは反りが合わないって何度も思ったのに気付けば目で追うようになって。

純粋で真っ直ぐで、時折見せる芯の強さに惹かれて
俺とはまるで正反対のアイツをを好きになってた



ホンマは心のどっかで気づいとったけど気付かんフリを決め込んでたんや


ーーーアホやなぁ…
誰かのもんになってから気付くなんて。


今更吐き出す事も出来ない気持ちは大きな溜め息と共に夏の空へと消えていった。


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