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バレーボール✖️恋

第11章 球技大会



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角「え?今ちゃんこっち見て笑ってなかった?俺ちゃんが笑ったとこ初めて見たかも。って侑、、何か顔赤くない?」

侑「なっ、、なってへんっ‼︎‼︎//」

角「・・・・もしかしてちゃんの笑った顔みて照れてんの?」

侑「はぁ〜〜⁇んなわけあるかい‼︎
何で俺が照れなあかんねんっ‼︎きっとこれは暑さのせいや‼︎」

角「・・・・。」

侑「なんや、その不満気な顔は。」

角「いや別に。てか前から思ってたけどちゃんてよく見ると可愛いよね。あ〜でも侑はタイプじゃないんだっけ?」

侑「おっおん、、、せやな。あんなん全然タイプちゃうし。」

角「ふーーん。じゃあ俺はレアなちゃんの笑顔でも撮ってこよっかなー。」

侑「ちょっ、待て待て!盗撮は犯罪や‼︎」

角「え、これって盗撮?別に隠れて撮るわけじゃないし、堂々と撮るからいーでしょ。」

侑「あかんあかん!そんなん立派な盗撮や!ほら見てみぃ?あっちのチームがめっちゃこっち睨んどるやんか!」

角「・・・え?どこ?誰もこっちなんて見てないけどーー」

侑「てか角名っ!俺らのチーム次試合やろ⁇早よあっち戻るで⁈」

角「俺らもう負けたじゃん。」

侑「あれや!あのー、、敗者復活戦や‼︎」

角「・・・・。」

侑「なっ、なんやさっきからその冷たい目は」

角「別に。。。」

侑「てかもうサッカーはええわ。それよりバレーしたくなったわ。あっちで練習しいひん?」

角「・・・まぁそれならいーけど。」

侑「よっしゃ!俺らの球技大会はこっからやで〜‼︎」



腕をぶんぶんと振り回す侑を見ながら角名は意味が分からない、と呆れ顔をする


角(それにしても素直じゃないねー。ちゃんの事めちゃくちゃ目で追ってんの、自覚ないのかね。)

やれやれ、と肩を竦める

(侑は認めないだろうけど、まさか双子が揃いも揃って同じ子を追いかけるとか面白すぎでしょ。)


チラリと体育館の中に目を向ける
そこにはチームの勝利に喜ぶクラスメイト、の姿がある


彼女の何が双子を惹きつけるのかーーーー

(正直俺にはよく分かんないけど……。)



踵を返しバレー熱に火が付いた男の後を追った。



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