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バレーボール✖️恋

第8章 雨の後…


カーテンの隙間から差し込む光が眩しくて布団を頭まで持ち上げる


コホッコホッ、、、
乾いた咳をするとズキズキと頭に痛みが走った


ーーーーうわぁ……最悪。。。


もしかして、、、いや、、これは確実に、、、、



『風邪、、、引いたかも、、、コホッ、、』


気怠い身体を起こす元気もなく、ゴロンと寝返りを打つと愛嬌のあるマスコットと目が合った


『ーーーーおはよ。』





昨日あれから信ちゃんの忠告も聞かず、濡れたままの身体をそのままに自分の部屋に直行した。

そしてワクワクしながら小さな包みを開け中を取り出しーーーー


『か、、かわいい、、‼︎』


お土産は何とも愛くるしい姿をしたマスコットのキーホルダーだった

ご当地のゆるキャラであろうその姿はフクロウとお化けを掛け合わせたような見た目をしている。

ーーーー信ちゃんてば悩んだ末にこれを買ったんだ…

いつもの涼しい顔でこれをレジに持って行ったのかな…

そんな想像をするだけでクツクツと笑いが込み上げてくる

と同時、胸の奥がポッと温かくなった。



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