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【WR】キミに溺れて≪梅宮≫
第2章 好き、だから
~梅宮side~
なんでこうなったんだ。
あの夏からは、必要最低限しか俺と口を聞かなくなった。
話しかけても、うんとか、そうなんだって、機械的な返事ばかり
それと、もう一つ。
の笑顔が消えた。
訳も分からないまま、俺の前から姿を消して、再び俺の前に現れた時には…十亀の彼女になっていた。
はい、そうですか。
なんて、認めることも納得することも出来ない俺は…――
の全てを奪い返すことしか頭になかった。
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