第12章 Dawn３３.狩鷹と死蜂

ーーーーーーーーーー…



帯｢何をしているんだ？リン…｣


一方、ナルトに会うべく彼を捜索しながら"鷹"からの八尾狩り完遂の報告を待つオビトとリン。

彼らは昨晩とった宿で身体を休めていた。


鈴｢あ、オビトさん！｣


オビトが外から帰ってくると、一生懸命手を動かしているリンだったが、バッと身体全部で何かを隠す。


鈴｢まだ見ちゃダメです！｣

帯｢何か見せられない物なのか？｣

鈴｢いえ！完成したら見せます！まだできてないのでダメです｣


オビトは気になり、フェイントをかけるように動きまくるが、リンも必死に隠し通す。


帯｢…完成したら見せろよ｣

鈴｢は、はい…｣

鈴(オビトさん、そんなに見たかったのかな…？)


疲れるくらい動きまくったリンは息を切らしながら苦笑いで頷いた。


帯｢もうすぐ出る。準備しろ｣

鈴｢え？もうですか？｣

帯｢あぁ。長居は無用だ｣


_