第12章 Dawn３３.狩鷹と死蜂

ダッ



蜂｢話の最中途中大忠告だ！馬鹿野郎この野郎！｣


瞬間、水月が飛び出す。

水月はキラービーの前で背中の大刀ー…首切り包丁を振りかぶった。



ドウンッ！！！！！！



地面が割れ、土ぼこりが舞う。


佐(修行の成果か。力技が増したか)


サスケは後ろでじっと割れた地面を見つめている。


重｢人柱力は殺したらダメだって、"暁"の奴らが言ってただろ、水月｣

香｢大丈夫だ。奴のチャクラはちゃんと感じる。ったく、ハデな陽動だぜ｣


香燐は眼鏡を光らせ、水月をたしなめる。

すると、霧のようだった土煙が晴れ、水月とキラービーの姿が現れた。

水月の首切り包丁はキラービーの真上で止まっていた。

まるで真剣白刃取りのように、キラービーの両手は刀の刃を抑えている。


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