【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】
第12章 Dawn33.狩鷹と死蜂
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佐「あんたが八尾の人柱力か?」
"雲雷峡"と書かれた看板を下げた小屋。
その奥には絶壁がどんと広がっている。
サスケたち"鷹"は雲雷峡の前にある石の龍が両脇に一匹ずつある階段から降りてきた男と対峙していた。
サングラスに髭のガタイの良い色黒おじさんだ。
背中に八本の刀を携え、頭には雲隠れの額当て。
首の白いマフラーをなびかせる。
彼こそ八尾の人柱力ー…"キラービー"である。
蜂「いや、"八尾様ですか?"だろそこ♪"人柱力ですか?"だろそーー…」
佐「あんたを拘束する」
ラップ調の独特のしゃべり方をするキラービー。
佐「こいつは俺が捕まえる。水月は右、重吾は左、香燐は俺の後ろにつけ」
サスケの指示でフォーメーションを整えた三人。
ヒューーと風が鳴る。
標高が高いため、雲がほぼ同じ高さに見える。
蜂「んーー…そうだな」
キラービーは薄笑いを浮かべ、腕組みをしているがーー…
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