【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】
第11章 Dawn32.再会と始動
そう言ってオビトがイタチを見やると、イタチはお茶とサスケ特製団子を頬張っている。
かなりマイペースである。
帯「まぁ、それなら話が早い。帰って来て早々悪いが、イタチと一緒に"暁"のメンバーを集めに行け。手早く頼むぞ」
鬼「わかりました」
オビトは茶の間の壁に寄りかかりながら言うと、鬼鮫が一つ頷いた。
佐「水月、準備しろ」
すると、サスケも茶の間に入って来て水月を急かした。
今まで二階の部屋で準備でもしていたのだろうか、サスケは私服ではなく、いつもの忍装束に着替え、背中の綱状の帯に草薙の剣を差している。
水「えぇ~~っ!もう行くの!?」
佐「五影会談まで時間がない。さっさと八尾を狩るぞ」
水月は帰ってきたばかりの家でくつろぎ始めていた。
玄関では、香燐の"早くしろよ!水人間!"と暴言まで聞こえる。
水月はげっそりしながら仕方なく立ち上がった。
水「じゃ…また行ってきます…」
水月はしぶしぶ再び荷物をまとめる。
佐「行ってくる、兄さん」
鼬「狩るのはあの八尾だ。気を抜くなよ、サスケ」
サスケは背中を向けて軽く手を振ると、水月もそれに続き、茶の間を出て行った。
_