【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】
第11章 Dawn32.再会と始動
茶の間に入ると、この家を今まで守ってきた主が既に座っていた。
鼬「おかえり、二人とも」
鬼「ただいま戻りました。お久しぶりですねぇ、イタチさん。自炊やら洗濯やらはしっかりできましたか?」
鼬「母親か、お前は」
イタチはフッと吹き出す。
"暁"のアジトでもそうだったが、今まで家事全般は鬼鮫がやってきたため、彼にとってはそれだけが気がかりだった。
ゲテモノ料理を作っていないかだとか、洗濯物はちゃんと畳んでいるかなど、まるで母親のような心配をしていた。
そこへタタタッと小走りで駆け寄る足音がした。
鈴「鬼鮫さん!それに水月くんも!おかえりなさい。長旅お疲れ様でした」
すると、二人の後ろからリンの声が聞こえてきた。
リンは二人の帰りを待っていたため、笑顔で寄って来る。
リンの隣にはオビトもいる。
鬼「おや、リンさんにマダラさん。お久しぶりですねぇ。来てらしたんですか」
鬼鮫はニコニコしているリンに微笑みかけた。
鈴「はい!3日前にここに着きましたぁ。お邪魔させてもらってます」
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