第7章 Dawn２８.彼と彼

鈴｢確かにここのお水はおいしいって有名ですからね！きっと水月くんも喜んでくれますよ｣


リンがニコリと笑う。


佐｢すぐまた戻る｣


そう言うと、サスケは部屋から出て行った。


そうして、リンが二人分のお茶をお盆にのせて出し、イタチの隣に座って雑談しながら一緒にお団子を食べ始める。


鼬｢なんだか随分と手厚い歓迎だな｣

鈴｢イタチさんが来るの久しぶりだからかな？サスケくんは初めてだし…｣


イタチはクスリと笑う。


鼬｢ところで、ここへは時々誰か来るのか？｣

鈴｢そうですね…。小南姉はちょくちょく仕事終わりに来てくれるし…。よく来るのはデイダラさんと飛段さんかな。"宴会しようぜー！"って。ほんと…二人とも相変わらずです｣


リンはニコリと笑うと、お茶をすする。


鈴｢でも嬉しいなぁ｣

鼬｢何がだ？｣

鈴｢えっと…こうやって落ち着いて誰かと話すの、久しぶりだから…｣

鼬｢リン…｣

鈴｢あ、でも！デイダラさんや飛段さんとワイワイ騒ぐのも楽しいから好きなんですよ！｣


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