【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】
第15章 Dawn36.写輪眼と写輪眼
団「やられたか…」
ダンゾウは柱の上を見上げてつぶやいた。
そこに悲しみや驚きという感情は一切なく、ただ事実を述べただけだった。
ダンゾウは薄黄色い瞳をギラつかせ、オビトを睨みつける。
帯「フッ…」
オビトは鼻で笑うと、その身も写輪眼の異空間へ飛ばしたーー…
スタッ
オビトは異空間の地に足を付ける。
佐「待ちくたびれたぞ、マダラ」
薄暗い中で座っていたサスケはスクッと立ち上がる。
膝をついて今までサスケの回復に当たっていた香燐は、サスケの隣でムスッとした顔をしていた。
香「サスケの体力とチャクラは万全にしておいたからな」
香燐が眼鏡をカチリと上げる。
佐「ここから出せ」
帯「そう慌てるな。今ここから出してやる。…外に出ればダンゾウと一対一だ。いいな?」
佐「あぁ…」
震える拳を必死に抑えるサスケ。
佐(やっとだ…。やっとダンゾウを…!)
サスケは武者震いし、下を向きながら不気味に笑っていた。
殺気にも似たサスケのチャクラをかすかに感じ取り、一緒にいる香燐は思わず後ずさりした。
オビトはそんなサスケを見ながら大きく息を吐くと、写輪眼で自分、サスケ、香燐を吸い込んだーー…
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