【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】
第14章 Dawn35.鮫と蛸
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雷「重流暴(エルボウ)ォオオ!!」
途切れることのない雷影の雷を身に纏った超高速の体術とダルイからの斬撃。
しかし、イタチはことごとくかわしていく。
鼬(雷影…速すぎて俺が幻術をかける瞬間すら与えないか。同時に自分自身のその速度から俺の動きさえ視認できていない…。大国の影ともなると、たやすく幻術にかかってはくれまいか…)
鼬「なら…」
イタチは雷影の攻撃を避けつつ印を組んだ。
鼬「水遁:水龍弾(スイリュウダン)の術!」
雷「何!?」
雷(その術は水がある所でなければ発動しないはずだ。水なんてどこにも…)
その瞬間、雷影はハッとした。
雷(……そうか!さっきの火の玉はダルイの黒班差を打ち消すと同時に、この一面の雪を溶かし、水にするためだったか!)
雷影の背後には、既に赤い目をした大きな水龍が口を開けていた。
怠「ボス!その目を見ちゃダメだァアアア!!」
雷「なっ!?」
ドクンーーー…
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