【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】
第14章 Dawn35.鮫と蛸
鬼「ずいぶんと捜しましたよ、八尾」
鼬「雪の中、歌の練習とは…熱心だな」
鉄の国でメンバーと集まってから二日後、鬼鮫とイタチはようやく八尾こと”キラービー”を発見した。
イタチの腕からオビトへの報告のため、一羽の黒いカラスが飛んでいく。
鼬「やるぞ」
鬼「はい」
イタチと鬼鮫は小声で短く言葉を交わした。
鬼「私の大刀”鮫肌”は強いチャクラが大好きでしてね。おいしそうなチャクラのニオイをやっと嗅ぎつけたみたいで…」
何もない雪原の中、吹雪を貫くように聞こえてくる大きく奇妙な歌声を頼りに、やっとここまでたどり着いた。
蜂「ただの歌じゃないよ♪これはラップ♪俺様は練習でアップアップ♪」
キラービーは両手でYO!とポーズを取っている。
どうやら今日は調子が良いらしい。
_