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【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】

第13章 Dawn34.五影と未来





雷影はサスケを仕留め損ねた事で、今度は怒りを我愛羅にぶつけた。


我「あのままアンタが技を出せば黒炎で更に身体を傷つける事になった」

雷「フンッ」


雷影は鼻で笑うと、自分の雷遁チャクラで黒炎に焼かれた左手を第一関節の少し下から切り落とした。


怠「ボ、ボス!」

雷「シー!早く止血しろ!出来次第サスケを叩く!!」


雷影はシーに左腕を差し出すと、すぐに緑色のチャクラでシーが治癒を始めた。


我「それに、うちはサスケには話したい事がある」


サスケは満身創痍の身体をゆっくり起こし、立ち上がった。


我「ダンゾウに復讐するつもりか?」


サスケの眉がピクリと動く。


我「奴がしてきた事は許し難い事だ。それは俺にもよくわかる。だが…復讐を生きる糧としても何も解決しない事を、俺は実感してきた」


サスケは黙って我愛羅の話を聞き、そして彼の目を見つめる。


我「他にやり方はないのか?兄イタチのためにしてやれることは…。大切な人が…悲しむぞ」


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