【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】
第13章 Dawn34.五影と未来
鼬「サソリさんは熱帯の砂出身だ。寒さには弱いらしい。鉄の国に入った途端この形態になった」
飛「”寒い寒い寒い”しか言わなくなってよォ。マジでサソリちゃん会話できなかったしなァ」
泥「よし、旦那。声が聞こえにくいから顔面だけ掘り起こしてあげるぞ、うん」
デイダラが何重にも巻かれた防寒グッズ達をかき分けると、サソリの顔がようやく露になった。
帯「寒いからとは言え、それは暑すぎないか?」
鬼「私のマフラーと防寒用の羽織りも根こそぎ持っていかれましたよ」
鬼鮫は唯一手袋だけしていて、あとはいつもの格好だった。
すると、イタチが突然”そうだったのか!”と目を見開いて、自分のしていたマフラーを鬼鮫の首に巻いてあげた。
鬼「イタチさん…このマフラーはサスケ君が編んでくれた物じゃ…」
そう言うと、鬼鮫は真っ白の毛糸にうちはの家紋の刺繍がされたマフラーを返そうとした。
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