第12章 Dawn３３.狩鷹と死蜂

帯｢その気になったか。まぁいい｣


そんなサスケの心の動きが手に取るようにわかったオビトはニヤリと笑う。


帯｢五影会談でひと暴れするだけでいい。知っての通り、そこにダンゾウも火影として出席しているはずだ。あわよくば、そこでダンゾウを殺ることも叶うかもな…。お前にとって悪い話ではないだろう？｣

佐｢………｣


サスケは頭を悩ませたが、すかさず香燐の怒鳴り声がとんだ。


香｢はぁ！？何が悪い話じゃないだ！ダンゾウに手っ取り早く会えるにしちゃ確かにいい話に聞こえるが、五影会談って事は他の影たちもいるじゃねーか！リスク高けーだろ！｣


香燐はオビトを指差し、矢継ぎ早に叫んだが、その瞬間サスケが悩んでいた顔を上げた。


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