第12章 Dawn３３.狩鷹と死蜂

香｢よし、重吾！お前m…｣


香燐は重吾の姿を見るなり、目を見開いた。


重｢ハァ…ハァ、ハァ……｣

香｢子供に…？何で！？｣


サスケに自分の身体を分け与えたため、重吾の身体が子供のように２回り以上小さくなっていた。


佐｢重吾…｣

重｢お前は死なせない…！君麻呂の形見だからな｣


そんな重吾に、サスケは”助かった”と声をかける。


香｢ほら！早く！２人共逃げるぜ！！｣


しかし、キラービーは野獣のような雄叫びを上げ、３人目掛けて突っ込んで行った。


香｢！？｣


その瞬間、キラービーの行く手を阻むようにして、津波が一気にキラービーに体当たりした。


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