第9章 セックス
僕も、まゆみもお酒は余り強くなかった。
なので、ウーロン茶で乾杯をしたのだ。
「これからも、仲良くしてね」
まゆみがそう言ってきた。
「もちろんだよ」
僕はそう答えるとウーロン茶を飲んだ。
まゆみも微笑みながらそれを飲んだ。
まゆみが作ったグラタンは最高に美味しかった。
ホワイトソースの味も良かったしエビはプリっとしていて、弾力があり美味しかった。
僕たちはまた映画の話をしながら食事をした。
楽しい時間はあっという間に過ぎていった。
時計を見ると8時過ぎを指していた。
僕たちは食べた後の食器の片づけなどを始めた。
洗い物は僕がやることになった。
彼女は食器を拭いて片づけていった。
僕と彼女はこの後どうなるのだろう。
そんなことを考えていた。
窓の外を見ると暗闇がしっとりと広がっていた。