【R18】大好きな人と【ハイキュー&ヒロアカ短編集】
第5章 初めて【岩泉】
飲み物を持ってくるから先に行っててと言われ、俺は覚悟を決めての部屋に入った。心臓が口から出そうだ…
付き合って1ヶ月たった頃に買ったコンドームを鞄の1番上に取りやすいように用意をする
そしていつもは床に腰をかけるが、思い切ってベッドに腰をかけた。よしっ…準備はOKだ…
飲み物を持ったが入ってくる
「はじめ…?顔怖いよ」
「!!わりぃ…」
気合いを入れたらつい顔が強ばってしまうのは悪い癖だ…
飲み物をテーブルに置き、緊張して口が乾いていたのですぐに飲ませてもらった
「ねぇ、見て」
「!なんだ…?」
後ろに何かを持って、俺の隣に座ってきてニコニコしながら俺の目を見つめる。
「じゃじゃーーん!」
「…!それは…!!」
新作のゲームだった。俺がやりたいってずっと言ってたやつ…
「昨日買っちゃってサプライズしようと思ってたんだー!」
「まじか…すげー嬉しい。ありがとな」
「さっそくやっちゃう?」
まさかゲーム買ったから呼んだのか?まさかの展開に拍子抜けしてしまう
俺はそういうつもり満々だっていうのに…
「…ゲームの前にやりたいことあるんだけどよ…」
「ん?なに?」
「……セッ…クス…しないか」
「!!」
驚いた顔をするに早まったか?と心配になる
「嫌なら…いい…」
「ううん、ストレートに言われてびっくりしただけ。私もしてみたい…」
「…そうか、じゃあやるか」
やるかって…バレーの練習じゃねーんだぞ…
くそっムードもクソもねぇ
いや、もう考えてもわかんねーから自分らしく正々堂々とやるしかない
「やったことねーし、女心とかムードとかよくわかんねーから、先に謝っとく…すまん…」
「何で謝るの…私はじめのそういう所が大好きなんだよ」
「!!……俺も…いつも俺の事を優しく包み込んでくれるが大好きだ」
をベッドに押し倒す
まだ慣れないが、の唇に自分の唇を重ね、いつもより少し長くキスをしてみる
唇を離して、の顔を見下ろすと頬を赤く染めたいつもより色っぽいがいた
俺はその顔に欲情した
下手かもしれない。とかムードが…とかじゃなく、本能のままに抱いてしまう。そう思った。