第5章 初めて【岩泉】

[岩泉side]

〜青葉城西高校バレー部部室〜

及川「ところで岩ちゃん」
岩泉「なんだ」
及川「ちゃんとはどこまで進んだの？」
岩泉「！！うるせぇクソ及川お前には関係ないだろ」
花巻「それ俺も聞きたい」
松川「俺も」
岩泉「お前ら…」
及川「まっつんの得意分野じゃん！」
松川「得意じゃねーって、好きなだけ」
花巻「好きなのは俺もだ！」
及川「それは俺も！で、どうなのさ岩ちゃん」

キス…はしたけど、その先はどう進んでいいかわかんねーし、はそういうことに興味ないのかもしんねーし、わかんなくて何もできてねぇ。
でも、こいつらに言うのは何か嫌だ…

岩泉「………」
松川「キスまではしたんだな」
岩泉「！？！？」
松川「あ、図星だ」
及川「なんでわかるの！？」
松川「童貞の間ってやつ」
花巻「なんだよ童貞の間って！」
岩泉「あーークソ！お察しの通りキスしかしてねぇよ…」
花巻「まじ！？付き合って3ヶ月ぐらいだよな？よく我慢できたな」
及川「いやキスできたことが及川さんからしたらすごく嬉しい」
岩泉「気持ち悪いこと言うなよ」
及川「親心？みたいな？」
岩泉「お前を親にした覚えは無い」
松川「セックスの仕方はわかるの？」
岩泉「おい！なんてこと言ってんだっ…！」
花巻「そりゃAVの知識ぐらいあるだろ」
松川「岩泉、まず雰囲気作り大事にしろよ」
及川「まっつんのセックス講座始まった！！」
松川「いきなり押し倒すのもなしな？」
岩泉「そんなことはしねーよ…」
松川「あとガッつきすぎて、手マンガシガシしないことな」
花巻「それ大事だな、痛いらしいから」
及川「あとちゃんとゴムはつけなさい」
岩泉「当たり前だろ」
松川「あと乳首をなめ…」
岩泉「待て！！ちょっとメモしていいか？」
及川「メモするの笑」