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【R18】大好きな人と【ハイキュー&ヒロアカ短編集】

第3章 独占欲【影山】


さて部屋に戻るかと思い、靴を履いて外に出たら、ちょうど第3体育館で練習していた日向達も戻るところでバッタリ会ってしまった。


…!!今会いたくないのに…!!


木兎「おー!!お前たちもこんな時間まで練習か!?」
影山「うっす」
「お疲れ様です…」
日向「…!?大丈夫か!?影山より汗かいてるぞ!しかも顔も赤い!」
「…!!え、そう??」
黒尾「おやおや?何してたのかな?」

ニヤニヤしながら私のことを見てくる…

「えっとボール出したり、拾ったり……を全力で!」
黒尾「随分動いたんだな?」
「はい、すごく…」

黒尾さんに全てを見透かされてる気がして目を見れない…

木兎「すげー!!こんな汗だくになりながらボール出しするマネージャー初めて見た!!俺にも上げてくれ!!」
リエーフ「ずるい!俺にも上げてくれよ!!」
日向「お、俺にも!!!」
赤葦「ちゃん疲れてるんだから今日はやめてあげましょうよ」

確かにクタクタだけど…飛雄の今持っているものから目を逸らせたい…

「大丈夫です、1人10球でよかったらやりましょう!」

「「よっしゃー!!!」」

月島「あんだけやってまだやるの…」

「飛雄、お腹痛いって言ってたよね?早くトイレ行った方がいいよ!」

影山「お、おう…」

飛雄をトイレに行かせ、結局、半強制的に第3体育館組全員にボールを全力で上げるのであった…


そして飛雄はトイレに行って、何故かすぐ全力疾走で戻ってきて、一緒に練習をした。


後日話を聞くと私が男の人に囲まれるのが嫌らしく、見張りたかったとのこと。そしてトイレまでの走りはウサイン・ボルト並だったらしい。ちょっと見たかった…!!


そして黒尾さんがニヤニヤしながら近づいてきて

黒尾「影山はちゃんをとられないか心配で仕方ないみたいだな!お嬢さん、明日も汗だくですねぇ!」

「!あははっ…」

黒尾「あとこれ俺からのプレゼント」

ポケットティッシュを渡される

「〜〜!!」


絶対全部気づいてる…!


次の日、案の定私は全身筋肉痛になりました。


[END]
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