第2章 高校生
くるみside
孝支の声で目覚め、急いで準備をする。
今日は待ちに待った烏野高校初登校日!
とは言っても入学してから2週間は経っている。
入学してすぐ季節外れのインフルエンザにかかり、ちょっと拗らせて休んでいた。
ちょっと不安だけど孝ちゃんと同じ高校に絶対通うと決めていたから嬉しくて仕方がない!
同じ烏野高校の制服を纏い、髪の寝癖をなおす。
朝ごはんを食べようと食卓にパタパタと向かうともう孝子もパパも座っていた。
「あらくるみちゃんおはよう!今日も苺でいい?」
『ママおはよー!パパも!苺でー!』
その言葉にはーいと笑ってママがイチゴジャムを塗ったトーストを用意して置いてくれる。
このパンが私は大好きなのだ。
隣に座ってご飯を食べていた孝子が「ご馳走様。」と手を合わせて席を立つ。
『え!孝ちゃん待って!すぐ食べ終わるから!』
急いでパンを詰め込めようとしてハムスターみたいになったくるみをみて、孝支が「そんな急がなくてもちゃんと待ってるからゆっくりきなー?」と笑った。